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どこかの裁判とは大違いですね

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先月のだったと思うのですが、

「70代の妻が、90代の夫を包丁で刺した」

という、介護殺人とその裁判の記事を読みました。

お互いに再婚で、

男性は元病院長、妻はその病院の看護師。

再婚後、間もなく男性が脳梗塞となり介護が必要な状態に、

妻は10年以上も献身的に介護をされていましたが、

介護に疲れた事、

夫の性格上、外に出ることも中々許されず・・・

こんな状況の中、相談できる相手も少なくなり、

うつ状態に・・・

そして、寝ている夫の旨を刃物で刺すまで追い詰められます。

刺された夫が「痛い!何をするんだ!!」と叫び、

妻は「ごめんなさい!あなたが死んだあと、私も死にます」

と、言ったことに対し、夫は

「おまえは、生きるんだ!!」と叫んだとのこと。

この言葉で、妻は我に返ります。

幸いにも傷は浅く、全治数週間のけがで済んだとのこと。

刑事事件になり、裁判が行われたのですが、

妻のそこまで追い込まれた心情や

刺された夫も、「妻をそこまで追い込んだ自分が悪かった。

妻の罪を軽くしてください」と頼まれ、

執行猶予3年の刑。

夫と妻は、しばらくは別々の生活へと行くわけです。

殺人未遂だったわけですが、

妻の心情やその追い込まれた環境を

裁判官もよく理解されてのこの判決。

いつぞや起こった

認知症の方が線路に迷い込み

電車にはねられて亡くなった

あの時の裁判と比べると

介護に携わる物としては、

少し救われる気がします。











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